投稿日:2007-09-17 Mon
今までのきもの人の7年の過程の中で、私なりに色んなものを追求しました。最初から商品は有りませんでした。
こんな弱小の身では仕入れが出来ないという大きな壁が有りました。
それは、おかげさまで業界のみなさまのご支援と時代の風が後押ししてくれました。
色を求めたことも有ります。
大人の濃いピンクが無くて、探し回った時期が有ります。
ピンクのサイトも作りました。
気が付いたら、きもの雑誌がピンク特集をするようになりました。
品質は最初から、目が教えてくれます。
価格を追求しそうになることが有ります。
こんなにお徳ですよ!と言ってしまい、スタッフにしかられます。
お徳以上に追求すべき多くのことが有ります。
これはきっと、お徳です!と言った時点で、それ以上お似合いになるということへの追求をやめてしまうのかもしれません。
センスを追求してしまうことも有ります。
こんなに素敵なセンス!
これも油断すると私がハマってしまう部分です。
だから何よ!なのです。
一番大切なのは、「私に合う!」という部分だと思います。
その方を最高に美しくセンスアップして、ご本人の大きな満足感と他者からの賞賛を得ていただくことが必要です。
それがきもの人の仕事です。
それが一番難しいけれど、多分きもの人が他のサイトや呉服店と大きな差が有る部分だと思います。
「私に合う!」というためには、お顔の目の部分の奥にあるものをしっかり見据えて掴み、引き出して、お客様と一緒に検討して結論を出す必要が有ります。
私の個性は何?
私が表現したい装いはどんなもの?
それを漠然とした形であってもご一緒に作業していく時間が必要です。
それが、女将のコーディネートアドバイスであり、きもの人のやり方です。
きものは、羽織った途端に何らかの変化を見せます。
似合うものは人に溶け込み 新たな表現を発します。
それはやさしさだったり、凛としたものだったり、女らしさだったりします。
それは人ときものとの相性なので、このきものは優しさ!などと決められません。
似合わないものは、ふけて見えたり、沈んで見えたりして、装いがマイナスになります。
この作用を効果的に使う事で、私が「きものは、30倍もてます!」
ということが実現し、きものの力の大きさを実感していただけます。
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