投稿日:2007-11-18 Sun
23日(金・祝)は、笹島先生の着付け土曜コースの最終日です。夕方6:00から、笹島先生を囲んでお食事会をすることになりました。
その会に、滝沢先生も参加してくださることになりました。
私が手料理を作ります。
この会、どんなことになるのか、想像がつきませんが、私は料理に専念いたしましょう。
前日から築地に買出しに行って、このすばらしいお台所を再認識して腕を振るいます。
ご参加ご希望の方は、shop@kimono-bito.comまでお申し込みください。
投稿日:2007-11-18 Sun
ああ、1億円欲しいなあ〜と切実に思います。滝沢先生の個展で、滝沢先生にお聞きしました。
「先生、ステンドグラスみたいな作品、今度はどんなものが
出来るでしょうか?」って。
そうしたら、
「そんなに簡単に出来ないよ。」っておっしゃいました。
何年も前に私が書いたことと同じ理由です。
大作を作るためには、小品を作る時間を削る必要が有ります。
大作は見ごたえはあっても売りにくい商品ですから、工房の経営が苦しくなります。
毎月職人さんにお給料を払い仕入れ代を支払い
運営して行くには、月々の収入が必要です。
ですから、売れるものを作ることが求められます。
しかし、売れるものを作っているのでは、それ以上の作品を作ることは出来ません。
多くの作り手には、多かれ少なかれ、これが問題になります。
そんな状態ですから、職人さんは、ほどんど冒険が出来ません。
自己裁量権が高い作家さんと呼ばれる方も、より大作を作りたいと思われる方よりも
何を作れば売れるかと考える方が多くなっています。
滝沢先生は、以前、「1000万円もらっても作れないよ。」とおっしゃった
ステンドグラスを第3作まで作られました。
ここに、「わがまま」と言われる作家魂を感じます。
「作ろう」となさる情熱に敬服します。
しかし、その陰での奥様や工房の方々のご苦労が忍ばれます。
「先生、ステンドグラス以上の作品を作っていただくためにはどうすれば良いんでしょうか?」
とお聞きすると
「工房を止めなければ出来ないね」とおっしゃいました。
「売れるものを作っていたのでは大作は出来ない。そんな仕事をしなくて良いのなら
もっとすごいものが作れるね」
「先生、そのためには、いくらあれば良いですか?」
「そうだなあ〜。1年4ヶ月位あれば、ステンドグラスの10倍位すごい作品が10点位作れると思う。
そのための工房維持費は、1億円位だと思う」っておっしゃいました。
私は、ステンドグラスのきものは、現在の滝沢明の作品の中の最高峰であると同時に
日本のきものの中のとても大きな1枚だと思います。
あれだけの作品を他の誰が作れるでしょう!
苦労して、技術的に真似は出来るでしょうが、
あの高いセンスとあの作品を作り上げる情熱と着られる方への大きな愛情で
適う人はいないと思います。
今年60歳になられた滝沢先生は、「50や60花なら蕾み やっとつぼみになれました」
とおっしゃいます。
60歳の油が乗り切った今、滝沢先生に、思いっきり自分勝手で贅沢なきものを作って
いただきたいと私は思います。
そのきものは、どんなきものでしょう?
ステンドグラスの10倍もすごい作品を見たいです。
そのための1億円をどうやれば集められるのでしょうね?
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