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入手困難な重要無形文化財 越後上布黒縞
今、呉服業界では、作り手の減少と呉服業界の衰退に伴って、
継承することが困難になっているきものや帯が多いです。

そんな中で、重要無形文化財の指定を受けている越後上布と宮古上布は
生産単数がとても少ないので入手することが本当に難しいです。
限られた数しか生産できませんから
欲しい方が待っている状態で、出来上がったそばから売れていくことが多いです。

夏の紬は、袷の時期の紬よりも高価だと言われますが
その典型とも言えるのが越後上布と宮古上布です。


黒縞の越後上布をご覧下さい。
110602_182343.jpg
110602_182501.jpg
110602_182430.jpg

これは、重要無形の指定を受けた黒い縞の越後上布です。
110602_182848.jpg
110602_182645.jpg

ここでは、科布の八寸名古屋帯と合わせていますが
実は、越後上布の糸はとても細いので、科布の荒々しい帯を締めますと
帯できものが擦り切れてしまうかもしれないのです。

とても細い麻糸を手でつないで織った越後上布のような
植物繊維は、とても乾燥に弱いので、それなりの扱いも必要です。

しかし、涼しくて体に馴染む越後上布と宮古上布は、いつかは欲しい
あこがれの高級夏紬ですね。


■宮古上布と越後上布の特徴

○重要無形文化財 宮古上布

5つの重要無形指定(国の指定)
 ①手ぐみ ちょま使用 ②絣を手ゆいまたは手くぐりで作る
 ③染色:純正植物染めである(主に藍) ④手織り ⑤きぬた打ちによる仕上げ

・手ぐみちょま使用
 宮古島は一年中暖かいので1年中麻は取れるが、春に取れる
 一番柔らかいちょまが一番しなやかなので、それを使う
・織り方:高機

○重要無形文化財 越後上布 

5つの重要無形指定(国の指定)
 ①糸とり:手引き ②手くくりの絣作り ③雪さらし(不純物を取り除く) 
 ④水はりで足もみ ⑤地機で織る

福島県で1年に1回、春先しか取れないちょまという麻糸を使う
染料:化学染料
織り方:地機 腰を使って織る
    地機として有名な結城紬は、足がついているが越後上布は
    土の上に織り機をおいて湿気のある土間で織る
    麻など植物繊維は、とても乾燥を嫌うので、
    湿気のある部屋をわざと作る

   人が着ると、体の湿気を吸って、ほどよくなる
   宮古、越後、芭蕉布などの植物繊維は乾燥を嫌う

生産単数:越後上布 年間30反 帯70本


○共通

 糸の細さ:おばあさんが均一に手で糸を取るので人によって、細いとか太いとか
      個性が出る。その糸の特徴を生かして十字絣にしたり縞にしたりする

糸つなぎ:
 芭蕉布は、はた結び 越後と宮古は より結びで継いでいく(→節がある)
 糸の繊維によって、太いとか細いが出来る
 体が汗をかく事で繊維がしなやかになる=着ている間が一番よい

気をつけること:植物繊維は、縫い目が裂けやすい
 縫い目に力がかかるためで、防止策は、きりをこまめに吹くこと
 
しわ:しわとは繊維が折れている状態なので、霧を吹くと伸びて元に戻る 
   少しのしわは、本物だから絶対に出来る

重要無形の要項を網羅しない場合は、重要無形の指定を受けない



きもの | 13:25:03 | Trackback(0) | Comments(0)
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