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高橋宏光さんの版画と帯
今日は最高に楽しい1日でした。
たのしい・・!!って何回も言っちゃいました。

この連休が9日間だとしたら、9日分以上の楽しさを味わった感じでした。

こんぴら歌舞伎が継続して、この楽しさを運んでくれたのです。

こんぴら歌舞伎のきものの展示会で、型絵染めのすばらしい帯に出会いました。

工芸家添田 敏子さんと、そのご子息で50歳代の高橋宏光さんです。

IMGP9103.jpg
これは、添田 敏子さんの帯です。全通で明るいエメラルド色の地色に
華やかな色合いで 「五条の夜 エメラルド」と題されています。

お二人は、版画家として作品を作っていらっしゃるので、きものや帯を作ることはほとんどなく
大変珍しいものとして、お二人の染め帯が有りました。

一方私は、ずっと満足出来る染め帯を探していて
なかなか出会えず、型染めが力強い表現力を持っていることにとても引かれていたのです。

しかし、だからと言って、展示会場で一目見て、お二人の作品に引き付けられた訳では有りません。

他のきものや帯など全体を見て、やっぱり引き付けられたお二人の染め帯の1つが
高橋宏光さんの歌舞伎の絵柄でした。

私は、若い頃から集めている絵画は、人の絵ばかりという人物好きなのです。

何回見ても、力が有るその染め帯をいただくことにしました。
その理由は、今まで持っていない雰囲気でした。
この帯なら歌舞伎見物にも最適です。

そんな風に出会った高橋宏光さんの版画は、トールマンさんという方がコレクションなさっているとお聞きしました。

そのトールマンコレクションを、今日訪問して、高橋宏光さんの版画と出会ってきたのです。

浜松町の隠れ家のような民家をギャラリーにして、外人向けに作られたスペースでした。
200枚近く見せていただいたかもしれません。

こんなに多くをご覧いただくことは有りません。

と言われながら、

だって、見なくちゃわからないじゃない!と思うのです。

面白い!面白い!細胞がうずうずしてきます。(笑)

ぎゃははは!!こんなに面白いのは久しぶりです。

京橋や銀座の画廊の絵画からも、これほど感性をゆすぶられません。
今日は、ボストン美術館日本の至宝展にも行こうと思っていたのですが
絶対にこちらの方が面白いと思いました。

30歳前から高橋宏光さんが作ってきた版画を見て、
単色から多色刷りになり、カッパ刷りという紙を切り抜いて型紙を作る技法の中で
年を重ねられるほどタッチが冴えてくるのがよくわかりました。

歌舞伎だけを描く
女性より男性が上手い!
日本の古典的な色使いをする
紫、墨黒、赤、緑の色が得意

と、1枚1枚見続ける内に、段々見えてきます。

作者の全体を知る
特徴を判断する
自分の好きと作者の特徴の合致する部分を見極める
壁に掛けて見飽きないか判断する
つまりそれだけの力があり、相性がよいか見極める

これが必要になるのです。

120428_1535251.jpg

これは、高橋宏光さんらしい上手く出来た作品で最後まで候補に残ったものの1つです。
紫の色使いも好きです。
でも、ずっと好きになれると思えませんでした。

120428_1528301.jpg

これは、とても気品高い作品でした。
くらくらするほど素敵だと思いました。
しかし、何回か見た最後に、他の作品に負けました。

壁にかける絵は、さりげなく見ているようですが
実は感性と感性のぶつかりあいだと思います。

さらりとしすぎているよりは、何かを刺激して欲しいのです。

という訳で、選んだのは、この絵です。

120428_1740561_20120428234856.jpg

大きな躍動感と赤と紫の色の小気味が良いです。
黒い線で縁取るカッパ刷りの強さも好きです。
良い刺激が伝わって来そうです。

これだけのものを作る方の大変さと、絶え間ないご努力に頭が下がる気がします。
これだけのものを完成させるところに行き着くまで
どれほど大変なことかと思います。

それらを比べてあれこれ言っている私の気楽さよと思います。

ああ・・・面白かった。

この楽しさや物選びは、きもの選びにとても似ていると思って
ますます楽しくなりました。

人は、既知のものでは、わくわくしないのです。
新しい自分や、新しい感性に出会うためには、自分の常識を超えるものとの出会いが必要です。
でも、自分の常識を超えているから、その良さを認めるのに少し時間がかかるし
本当にこれで良いの?と思うのです。

その距離感やタイミングや方向性がとても難しいです。

その違和感に決着をつけたり自分を納得させるためにも
少し時間がかかるのですが
沢山版画を見せていただいている間に、それが解決しました。

私の常識にない世界観です。(笑)

目の前で、何枚も版画をめくって下さる方が、

この人は、どうする気かしら?

と思っていらっしゃるだろうことにも決着が着きました。(笑)

額装をどうしようとご相談した結果、銀座の伊東屋さんが良いということで
行ってみたら、本当に沢山の額が有りました。

120428_1728151_20120428235432.jpg

120428_1736081.jpg

白いきものに対して真っ白いマットでは色がくすむので、少しクリームがかった色合いのマットを
7cm程度入れて、数種類の中から選んだ黒い木枠の額に入れて、10日程度で額装されて出来上がってきます。

まあ、嬉しい!!

白い助六と題されたこの絵を見て

歌舞伎の絵柄が染められた帯を締めて

香川のこんぴら歌舞伎が導いてくれた高橋宏光さんの作品達との出会いが
とても良い思い出になります。

こんな贅沢が有るから、きものは楽しいと思わずにいられません。

これが、私の帯です。
IMGP9175_20120430105908.jpg

IMGP9177_20120430110026.jpg

IMGP2607.jpg

人物が強調され過ぎず、多くの色合いで
主張する迫力と溶け合う調和の両方を持っている帯ですね。

と、ひたすら自己満足です。


きもの | 23:02:29 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2012-05-03 木 14:20:04 | | [編集]
Re: 共感☆
こんにちは 共感していただき、有難うございます。
私は、好きなことをやっているだけなのですが
楽しいのです。
お読みいただけましたら嬉しいです。
有難うございます。



> 偶然、辿り着きブログを拝見させていただきました。
> 私は着物や絵画の知識などありませんが、感性を磨くことはとっても好きで。
> 共感たっぷり☆見応えたっぷり☆のブログですね!
> これからもチョコチョコ刺激を受けに顔出したいと思います(*^^*)
2012-05-07 月 06:42:03 | URL | kimonobito [編集]
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