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佐竹本三十六歌仙絵巻の帯
昨日の大雪は、日本中をシーンとさせましたね。
今朝は、明るく元気な日差しです。
気を付けて出社などなさってください。

さて、とても入手困難で門外不出のすばらしい帯がございます。
このような帯は、ご覧いただくことで目垢がつくとも見ることが出来ますから
画像の公開は、控えさせていただきます。
それだけご覧いただくことも不可能な帯で入手困難な帯です。

20日の新年会で、ご参加下さる皆様にご覧いただける予定です。

この帯には、かなり長いストーリーがございます。こちら

鎌倉時代に描かれた佐竹本三十六歌仙絵巻というすばらしい絵巻物が有りました。
鎌倉時代の肖像画、歌仙絵を代表する作品で、元は上下2巻の巻物で、各巻に18
名ずつ、計36名の歌人の肖像が描かれていました。

三十六歌仙は、近世に至るまで画帖、額絵などさまざまな形で絵画化され、遺品も多い
のですが、佐竹本三十六歌仙絵巻は、上畳本三十六歌仙絵巻と並んで三十六歌仙
図のうちでも最古の遺品であり、鎌倉時代の大和絵系肖像画を代表する作品と評
されています。

この絵巻は、佐竹侯爵家に伝来したものですが、余りに高額な品であるために保
持することが出来なくなり、絵柄に合わせて切断して1917年(大正6年)に競売
にかけられました。

東京両国の東京美術倶楽部で佐竹家の所蔵品の売立てが行われ、三十六歌仙絵巻は東京と
関西の古美術業者9店が合同で落札しました。
単純には比較できないですが、当時の1万円は21世紀初頭現在の約1億円
に相当するとされますから、現在の価格で約40億円です。
あまりの高額のため、業者1社では落札できなかったのです。

このことは、その高額さゆえに、三十六歌仙を1枚1枚切り売りすることになっ
たもので、「大正八年の絵巻物切断事件」と呼ばれます。

切断すれば二度と元に戻らないことから、古筆の第一人者田中親美氏らが相談役
となり、当時の木版印刷の最高技術を活用した模写本100組が制作されました。
模写本の巻末には、それぞれ切の所有者の名前が追記され、新たに
歌仙図の持ち主となった37人の他、天皇・皇后両陛下や主な皇族方に献上され
世界中の主な美術館にも寄贈されました。

この事件がきっかけとなり、昭和25年に「文化財保護法」が制定され
国宝級の文化財保護・管理が強化されました。

これら37分割された歌仙像は、その後も社会経済状況の変化や第二次世界大戦
後の社会混乱などにより、所有者が代わり、現在では切断された絵巻の内12点が美
術館などに収まっています。

その1切を西陣の帯屋さんが入手して、その絵を元に帯の制作に着手しました。

この帯の完成のために、あらゆる分野に従事する伝統工芸士をはじめ、熟練した
職人たちの技と力を結集することが出来ました。
50色以上の色糸と本金糸、本金箔を使用して、西陣古来の手織機で
2年の歳月を費やして完成した帯です。

三十六歌仙絵巻に描かれた大和人たちのそれぞれの表情を鮮明に織り出していま
す。
手織りの持つ優しさを、佐竹本三十六歌仙絵巻の格調高い美しさと共に
味わっていただける帯です。

これだけの帯は、大切に保管なさることも良いでしょうが
お正月やお祝いのお席で、格調高い訪問着などに締めていただけましたら最高です。

参考画像




きもの | 07:19:09 | Trackback(0) | Comments(0)
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