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天蚕のきもの
この冬は、湯たんぽが大流行ですね。
私も2つ買いました。
ほっくりした暖かさに癒されます。

さて、天蚕のきものというのは、ほとんど目にすることが出来ません。
話に聞くことは出来ても、その存在はうっすら分かっても、
しっかりと購入できるものが目の前に有るということはほとんどないのです。

それだけ限られた数しか出来ません。
今は、年に1反程度でしょうし、表に出てきません。
そんな天蚕のきものが現在入荷していますが、本日15時までのお品になりました。

IMGP1231.jpg

このきものを、しっかり見極めておきましょう。

まず、なぜそれほどの希少性なのか?入手しずらいのか?ということです。

作り手がいないとか、難しい技だとか、時間がかかることで希少性が生まれて
入手しずらくなることが多いのですが、このきものの場合は、
特殊な蚕を使っていて、その蚕が量産できないためなのです。

長野県安曇野という冬の寒さが厳しい場所で、野生の蚕を飼育して育てています。
室内ではなく、屋外に逃げないように、虫に食べられないようにネットをして飼育します。

しかし、自然界の中では、卵を付けてもすべてが孵らず、なかなか沢山の蚕が育ちません。
また、普通の蚕は、年に3回も4回も糸をとりますが、ここでは、春の若草を食べた
一番やわらかい糸だけを使います。

クヌギの木の葉っぱを食べた蚕は、このきもののような美しいやわらかい黄緑の色をしています。
この蚕から糸を取って、熟練した織り手が手織りしています。

若い上質な糸を使っていることから、とてもやわらかくて軽くて最上の生地になっています。
この糸質の良さと、野蚕の美しい黄緑の色合いが、このきものの見どころになります。

インドネシアなどの天蚕も入荷されていますが、もっとごつごつとした素朴な風合いですね。
天蚕は、その国の気候風土の影響を大きく受けますから、風土をそのまま現わすことになります。
寒暖の差が激しく、繊細な日差しや穏やかな風など、日本らしさが、そのまま糸の性質になっています。

糸の取り方によって、つややかな生糸と紬糸の場合が有ります。

このきものは、紬糸ではなく、生糸です。凛として穏やかな光沢が有ります、
綾織で織られた織の味わいと、清らかな色を生かした着方が求められます。

春色とも言えるこの色に合わせて、
また、どこからともなく伝わってくる凛とした格調高さを生かして

河村織物の桜の袋帯を合わせてみました。

IMGP1244.jpg
IMGP1235.jpg

うっすらと桜色が入った、帯揚げ・帯締めを締めました。

IMGP1252.jpg

鉱物である雲母を入れた箔を使って手織りしたこの桜の袋帯は、これからの3月4月に活躍する帯です。
桜の咲く大きな力を支えてくれるきものとして、嬉しい調和になれば幸いです。

きもの | 06:39:51 | Trackback(0) | Comments(0)
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