投稿日:2008-05-13 Tue
京都の老舗のHさんは、本格的なおあつらえ屋さんです。老舗中の老舗で、すばらしい伝統と技があります。
また、Hさんのセンスがとても良いので
本当にすばらしいものを作って下さいます。
長い伝統で培われた京都のきもの造りを沢山教えて下さいます。
そんな一つとして、今日は振袖のお話をお聞きしました。
成人式の振袖と披露宴の振袖の違いです。
成人式で着るような中振袖には、振り口布が付きません。
そんな振袖が現代は主流になっています。
しかし、披露宴で着る本振袖は、正式には共生地で振り口布が付きます。
そして、そこに柄もつけられるのです。
また、本振袖と中振袖の袖の長さは同じで、
袖の長さは身長によって違ってくるものです。
今の時代、共生地で振り口布をつける本振袖を作るところはほとんどなくなりました。
この老舗の場合、本振袖をお誂えするときは、3丈の生地を2反使います。
そして少し余る布を使って振り口布にしますが
その布に柄を入れます。
この状態を想像してみてください。
とっても贅沢ですね。
これぞ、本格的なお誂えの贅沢でございます。
そんな染め屋さんで誂えるコートは、こんなものです。
とてもしっかりしたセンスですよね。
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